こんばんは。ババールです。
さて今回は日本株個別銘柄考察です。
タイトル通り「JT」。そう、日本たばこ産業株式会社(2914)です。
以前から、株主優待銘柄・配当銘柄として定評のあった同社。
しかし、2022年2月14日に株主優待制度を廃止し、配当金による還元に集約するというバレンタインプレゼントを提供してくれました。
これは「株主還元を縮小し、従業員の給料に回せ」という岸田内閣の方針に、「NO」を突き付けるべくの発表かと思いきや、
2021年度の配当予想は140円(前年比△14円)の減配。
2022年度は150円予想となっていますが、2020年度と比べると△4円。
単に減配しとりますやん・・・。
追い打ちで優待はなくなるという・・・。
キャッチコピーは「ひとのときを、想うJT」
株式会社が一番に思わなあかんのは株主なんちゃうんかいと、ババールは思ったわけです。
怒る気持ちを抑え、数値で確認。
株価:2031.5円(R4.3.1時点)
PER:10.1
PBR:1.3
配当利回り:7.4%(150円ベース)
うんうん。
業績次第では悪くない数字です。
売上高:2兆円前後(10年間横這い)
純利益:3560億円(10年間横這い)
EPS:190円(2015年の271円から減少傾向)
業績の成長を望むには正直不安が残ります。
ただ、そんな中でも、配当金の額は年々上昇しています!
純利益は増えないのに配当金は増えるというアンバランスが生み出した2020年度の配当性向は
驚異の88%!!
稼いだ金の約9割を株主に還元していることになります。
成長する気がないんでしょうか(笑)
セグメント的には「たばこ」「医薬品」「食料品」とあるわけですから、
もう少し配当性向下げて、研究開発や新事業に回してもいいと思います。
(経営計画2022では配当性向75%を目標とすると記載されてますが、それでも高い・・・笑)
しかし、配当金を求める株主にとっては、
これほどいい銘柄も珍しいんじゃないでしょうか。
事業(売上高)は一定で、常に配当を大きく出してくれる企業。
ボラティリティの激しい局面では安心感があります。
現在の株価は2012年来の低水準。
新興国で中流階級が増加していく近年において、たばこ産業は必ずしも衰退していく斜陽産業とは言えないとも考えます。
どこかのセグメントで成長の芽が出ると面白い銘柄になるかもしれませんね。



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